スケッチが上手くなったような気がする3つのまとめ

最近(と言ってもかなり時間がかかってしまっているのだがw)
山中 俊治氏の『デザインの骨格』を読んでいる。

デザインの骨格

デザインの骨格



元からデザインには興味があって、色々と呼んでいるが、
下手な横好きで自分はデザインが下手である。
下手である。と言っているが、デザインしたことがある訳ではなく、
勝手にそう思い込んでいると言うこともあるのではないだろうか?


デザインには憧れがあって、自分もあんな風に
デザイン出来たら良いなー、と言う強い思いはある。
皆さんにはないだろうか?
例えば、

 ・ショップに行って、戸棚に並んでいる洗練されたインテリアを見たとき
 ・レストランに行って、出されたキレイな流線型をしたお皿を見たとき
 など


今までただの憧れで自分には無理だと思っていたが、
山中氏の「第4章 スケッチから始める」を読んでいた時に
ふと"書いてみたい!"と言う衝動にかられ書いてみたところ、
思いのほか上手に書くことが出来たので驚いた!


ここで誤解しないように、自分にも言い聞かせるように書いておくが、
あくまで"思いのほか"である。上手い人から見たらまだまだなのである。
が、これまでには無い手応えを感じたのは確かである。


氏の本の中にある下記を実践してみただけなのだが、効果は絶大であった!

  1. 楕円を書く(ウォーミングアップ!)
  2. 形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。
  3. 輪郭を描くことではない



少しだけ詳しく書いておくと以下になる。

  1. 楕円を書く(ウォーミングアップ!)

コレが良かった!
氏曰く、

普通は「丸」を描こうとすると、ある点から出発して、あたりを一周回ってきて出発点に
繋ぎますが、これだとつなぎ目がいびつになります。デザイナーの描き方は違いました。
空中に少し浮かせた状態でペン先を一定のスピードで円運動させながら当たりを付け、
起動が安定してきたところで、ふわりと着地させます。そのままするすると一週以上、
紙の上を走らせてから、すっと浮上させるのです。

これを氏は、

今でもスケッチを描く前には、初心に返って、一枚の紙を楕円で埋め尽くすことから始めます。

と言う。


これを実践しただけでまず違いが出たのだ。
今までの"普通"を脱却し、上手い人がやっていた
"空中に少し浮かせた状態で〜"をやってみただけなのだが、成果が全然違う!
騙されたと思って一回やってみると良い!本当全然違うから!
ビビる!


次に、
 2.形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。


これは次にも含まれると思うのだが、今までは"点"でだけモノを目で追っていた気がする。
これを"構造(全体)"を考えながら描くだけで違いが出てきた。
(気がする。まだ始めたばかりなので、気がするw)


最後に、
 3.輪郭を描くことではない

これは、氏が言ったものかどうか読み取れなかったが、
絵を描くことは、ものの輪郭を描くことではない。
重要なのは向こう側にあって見えてないものや、
中心軸のような仮想の線を描くこと。そうやって
立体や空間の構造を把握したときに迷いなく輪郭を決定することができる。

うーん、一応まとめの中には入れてみたが、ハッキリ言って
わかるような、わからないような状況ww
ただ、先の「形を描こうとしてはいけない、構造を描くことによって自然に形が生まれる。」
からの続きは感じるから書いておいた。
いつかはこの意味が分かるようになりたいという、願望も込めて。


以上のように簡単にまとめてみたが、とにかくしばらくは時間をとって
まとめを守りながら、デッサンを続けていってみようと思う。
何事も、継続が力なり。だろうから。


いつかこのブログで自分の描いたデッサンを披露出来る日がくる日まで。


(本当にくるのだろうか。(汗))